現状有姿売買(げんじょうゆうしばいばい)
こんにちは。
今回は現状有姿売買です。
不動産取引で、売買契約書中に「現状有姿(のまま)」「現状有姿にて引き渡す」等の文言が記載されることが少なくないですが、その意義、具体的な内容については業界でも定説がありません。
現状有姿は、引渡しまでに目的物の状況に変化があったとしても、売主は引渡し時の状況のままで引き渡す債務を負担しているにすぎないという趣旨で用いられることが多いが、単に現状有姿との記載があるからといって、これをもって直ちに、売主の瑕疵担保責任の免責についての合意があるとまでいえないとなっています。
売主様が相続されて持っている物件などは、もともとがどうだったのかは一切不明なことが多いですね。
難しいです。
投稿日:2016/09/13 投稿者:-