法定地上権(ほうていちじょうけん)

こんにちは。

 

今回は一般的にはあまりなじみのない内容です。

 

不動産の競売が行われた場合に、法律によって設定されたとみなされる地上権をいいます。

 

地上権は、本来契約によって設定されるのですが、その例外です。

 

同一所有者に属する土地、またはその上にある建物の一方について抵当権が設定され、それが実行された場合には、建物はその存立根拠を失ってしまうので、建物のために地上権が設定されたものとみなされます(民法388条)。

 

民事執行法81条も、強制競売について同様の定めをしています。

 

なお判例は、土地、建物の双方に抵当権が設定された場合にも、民法388条の類推適用を認めています。

 

競売で土地と建物が別々の名義になったときの措置です。

 

あまり無いと思いますが、競売物件を買いたいときは気を付けましょう。

投稿日:2016/08/18   投稿者:-